ヒトツバタゴ自生地を犬山市が公有化決定
犬山の天然記念物ヒトツバタゴ自生地・木 市の所有に
はじめてジョーと行ったお出かけが「ヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)自生地」なので、来年の花の見ごろにはぜひ行きたいな~と思っていたところへ嬉しいニュースでした。
ヒトツバタゴは国内では絶滅が懸念されている希少な植物。
この犬山の自生地は、1923年に国の天然記念物に指定されています。
土地は民間の方が所有していらっしゃるのですが、1925年から池野村(現在の犬山市)が管理団体としてこれまでずっと維持管理を行ってきました。
それがこの度、土地所有者から売却の申し出があったため、犬山市が購入を決めたとのことです。
補正予算案が可決されれば、
・約1800㎡の土地
・ヒトツバタゴの木
の所有権が犬山市に移されます。
この自生地にはヒトツバタゴの大木が7本。
推定樹齢は200年~250年とのことです。
※グーグルマップのコメント情報によると、7本のうち1本は生育が悪くなっているようです。
犬山市の担当者は
「公有化することで市が責任を持って後世に引き継いでいける」と意義を語ります。
大切なヒトツバタゴが犬山市によって今後ずっと管理・公有化されることになるようで、安心、嬉しいことです。
ヒトツバタゴの花、実 「なんじゃもんじゃ」とは
ヒトツバタゴの開花時期は5月初旬頃。
まるで雪が降り積もったようにぎっしり咲いた花びらは、風にはらはらと舞い落ちます。
ヒトツバタゴの実。
8月頃の実の感じです。
10月頃には黒紫色に熟れるそうです。
なお、ヒトツバタゴの別名のように思っていた「なんじゃもんじゃ」ですが、ウィキペディアによると、
ナンジャモンジャとは、特定の場所に生えている見慣れない立派な植物、怪木や珍木に対して地元の人々が付けた愛称。すなわち、特定の植物の種名ではない。ヒトツバタゴを指すことが多いが他の樹種の場合もある。あんにゃもんにゃとも呼ばれる。
ウィキペディア
とあります。
ヒトツバタゴのほか、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュなども「なんじゃもんじゃ」と称されるようです。
「なんじゃもんじゃ」とは、立派な樹木への畏敬の気持ちをこめての愛称なのですね。
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